「防弾少年団」　１２月に自身初のトリプルＡ面シングル発売「楽しみにしていてくださいね！」

　韓国の男性７人組ヒップホップグループ「防弾少年団」が１５日、大阪・京セラドームでコンサートを行い１２月６日に８枚目となるシングル（タイトル未定）を発売することを発表した。

　９日付のオリコンチャートで１位を獲得したニューアルバム「ＬＯＶＥ　ＹＯＵＲＳＥＬＦ承‘Ｈｅｒ’」のリード曲「ＤＮＡ」と「ＭＩＣ　Ｄｒｏｐ」の日本語バージョンに、オリジナルを加えた自身初のトリプルＡ面シングルで、メンバーが「楽しみにしていてくださいね！」と呼びかけると、悲鳴にも似た歓声が巻き起こった。

　今回のコンサートは「防弾少年団」が日本で初めて行うドーム公演。前日１４日の公演と合わせ、２日で約８万人ものファンが熱狂した。ステージではＶ（２１）が「アーミー（ファン）なしでは生きていけへん！　愛してます」と大阪弁も交えてあいさつし、ヒット曲「血、汗、涙」など全２２曲を披露した。

　「防弾少年団」は１３年に韓国でデビュー。翌年には日本デビューを果たし今年２月には米、アジアなど１０カ国３２公演で４０万人を動員した。大阪にもゆかりは深く６月にはお笑いの聖地・なんばグランド花月で吉本新喜劇と“共演”し、甲子園球場でプロ野球「阪神―日本ハム」戦の始球式を務めるなど、大阪の聖地という聖地を制覇している。

　今回のドーム公演もチケットは即完売。この日も入りきれなかったファンが雨天にもかかわらずグッズ販売ブースに長蛇の列を作るほどで、ラップモンスター（２２）は「感動するほど喜びの気持ちが大きかったステージでした。何かとても大きい一歩を踏み出した日でした」と感激。ジン（２４）はコンサート終了間際に感動で涙を浮かべていた。