フジ「世にも奇妙な物語」の女子高生AIプロジェクトが“デジタルPR”賞

[ 2017年8月2日 20:10 ]

りんな公式ブログ(C)フジテレビ
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 デジタルマーケティングに特化した広告を表彰する「第4回コードアワード2017」の贈賞式が2日、都内で開催され、フジテレビが展開する「世にも奇妙な物語×女子高生AIりんなプロジェクト」がパブリックベストを受賞した。

 コードアワードはデジタル領域に特化した広告賞として、デジタルマーケティングコミュニケーションの成功例を集めて、秀逸な施策を企画、実施したチームを表彰するアワード。最終審査に残った全作品を対象とした一般投票で、「世にも奇妙な物語×女子高生AIりんなプロジェクト」は最多投票数を集め「パブリックベスト」賞を獲得した。

 「りんな」は、日本マイクロソフトが開発する女子高生AI(人工知能)。LINE上でのリアルな女子高生イメージが反映されたマシンガントークと、類いまれなレスポンス速度が話題を集め、学生ファンを中心にブレーク。また、プロフィール画像などの愛らしい姿が人気を集めた。「りんな」は同局のオムニバスドラマ「世にも奇妙な物語’16秋の特別編」(16年10月放送)で女優デビュー。

 ドラマ放送に合わせて「りんな」を起用したデジタルPRを展開。女優デビューに向けて「りんな」がブログを開始。自暴自棄になった「りんな」がブログを崩壊させ、スマートフォンが壊れたかのような恐怖演出が体験できるサイトを立ちあげるなど番組視聴へと繋げた。斬新なデジタルPR活動の実績が評価された。

 編成部の加藤達也氏は「27年続く『世にも奇妙な物語』の新しい挑戦を、多くの方に楽しんでいただき、さらにこんなすばらしい賞もいただけて、大変うれしく思います。今後も『世にも奇妙な物語』らしく、遊び心を忘れず刺激的で意欲的な企画を、皆さまにお届けできればと思います」とコメントした。

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