米倉涼子 初顔合わせで「ドキドキ」も「やっぱり楽しい」

[ 2017年8月2日 18:24 ]

ゲネプロで熱唱する米倉涼子
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 女優の米倉涼子(42)が2日、東京・渋谷のシアターオーブで開幕する米ブロードウェーミュージカル「CHICAGO」(13日まで)の来日公演前舞台撮影取材会に登場。来日公演に向け、意気込みを語った。

 初顔合わせとなるメンバーでのゲネプロを終えた米倉は「皆さん、やり方もパーソナリティーも違うのでドキドキしました。(本番は)初顔合わせだけど、いろんなエネルギーが交わって、素敵なショーが出来上がると信じているので、頑張ります」と本番に向けて意気込んだ。

 米倉のロキシー役について、ニューヨーク公演でも共演したヴェルマ役のアムラ=フェイ・ライト(56)は「彼女の英語は素晴らしい。素晴らしいロキシーの像を演じていると思う。ここまで来るのにどれだけ大変か、どれだけ努力が必要か。大好きなロキシーです」と絶賛。米倉も「ロキシー役はやっぱり楽しいです」と充実の表情を浮かべた。公演は全編英語で、日本語字幕で上演される。ゲネプロでは英語でのアドリブも見られたが、「(ハプニングで)私だけお花がなくて、嫉妬しちゃいました。本当に間違えた時にどうしたらいいかというのだけは本当に心配」と苦笑。「私は『CHICAGO』のファン。『CHICAGO』って見ていてもやっていても無駄のないニュージカル。必要なものしかないミュージカルだと思っている。主役だけでなく、キャスト全員にまで、オーケストラにまで気持ちが行き渡っている。本当に全部1つになっているミュージカルだなと思う」と力を込めた。

 最後には、1日に誕生日を迎えた米倉にケーキと共演陣からのハッピーバースデーの生歌のサプライズ。米倉は「ハモリが聞けた」と贅沢なお祝いに感激しつつ、「42歳はとりあえず、これは終わらせます。終わったら…とりあえず飲む!」と笑顔を見せた。

 アメリカ作品として歴代1位のロングランとなるメガヒットミュージカル。米倉は2008年に日本版で主人公の1人、ロキシー・ハートを演じ、12年に同じ役でニューヨークのブロードウェーに初進出した。今年は同ミュージカルの初演から20周年の節目に当たり、7月3〜13日にニューヨークのアンバサダー劇場で11公演を成功させた。5年ぶりの再演で、日本人女優が主演でブロードウェーにカムバックするのは史上初めて。米倉は主人公の1人、ロキシー・ハートを演じる。

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2017年8月2日のニュース