柳楽優弥「直虎」に「新たな風吹かせたい」異彩放つオリジナルキャラで大河初出演

[ 2017年5月14日 10:00 ]

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で大河ドラマに初出演する柳楽優弥(C)NHK
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 俳優の柳楽優弥(27)がNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)で第19話(14日放送)から本格的に登場する。作品途中からの参加にも、柳楽は「自分たちが加勢することで新たな風が吹いたらいい」と自信を見せる。初出演となる大河ドラマへの思いや、作品で唯一のオリジナルキャラクターを演じる抱負などを聞いた。

 直虎の人生にも大きく関わりを持つ存在となっていく役どころ。「生命力満タンで、エネルギッシュに現場で存在していたいと常に思っています」と話した柳楽。役柄に「共感する部分はあまりない」としながらも「かつらをつけ、衣装を着たら、その気分になれるぐらいの役柄でとても楽しい」と個性的なビジュアルが役作りに大いに役立っている。明るいながらも裏に影を抱える人物だけに「派手なビジュアルに負けないように、シリアスなところもしっかり演じたい」と抱負を語った。

 演技派として知られ、数々の映画賞の授賞歴がある柳楽だが、意外にも大河ドラマは初出演。クランクインの瞬間を「めちゃめちゃ緊張しました」と笑顔で振り返りつつ、「大河ドラマの主役をやったら当分オフでいい気がします。1年って凄い!」と大河の大変さを独特な言葉で表現した。「そのぐらいエネルギーを使う作品。こんなに長い作品は初めてだし、大河ドラマしかない。その代わり、キャストとスタッフの信頼関係が圧倒的に他の作品とは違う」とその言葉の真意を明かした。

 連続テレビ小説「まれ」(15年前期)に始まり、日本テレビ「ゆとりですがなにか?」(16年4月期)、NHK「お母さん、娘をやめていいですか?」(17月1月期)、さらには4月スタートの日本テレビ「フランケンシュタインの恋」(日曜後10・30)でもレギュラー出演するなど、近年は映画のみならず、連続ドラマへの出演が続いている。その中でも大河ドラマへの出演はやはり特別なもの。「特別な思いはありますね。大河ドラマは老若男女、全国津々浦々で多くの方に見ていただけるので、自分自身の知名度アップやスキルアップになると思います」とその重みを痛感している。映画「許されざる者」(2013年)の撮影で関わった乗馬クラブとの出会いもまた大河ドラマへの思いを強くさせるきっかけになったという。「『大河の主役をやるために馬買え』と言われて、ごり押しされて買いました。『許されざる者』の時の役名の(沢田)五郎という名前で、今、群馬にいます。休みの日には頻繁に乗りに行っています。(作中では)馬乗らないんですけどね」と意外な告白で驚かせた。

 そんな柳楽演じる旅の途中の男の登場(第16話)はふんどし一丁で体を洗うという印象的なものだった。あまりにも男らしい登場シーンだが、「クランクインから約1週間で、緊張が解けていない時期だったんですけど、個人的に登場シーンは気合を入れたいなと思っていたところ、なんとふんどし。バッチリ気合が入りました。ふんどしで登場するなんて初めて。緊張したけど、すごい爽快感でしたね」と満足げに振り返る。これまで演じてきた役柄から柳楽には「ワイルド」「アウトロー」といった“男らしい”イメージが付きまとう。今回もそんなイメージに近い役柄だが「(普段は)違うのになぁ。イメージと違うのは、俳優の面白さでもある。でも、もうちょっと穏やかな印象を持たれてもいいのかな」と苦笑いを浮かべた。

 主演の柴咲は所属事務所の先輩でもある。「僕は柴咲さんのファンで、それが理由で今の事務所に入ったぐらい。何度か共演経験はあるけど、こんなに長期間一緒にいられて、みんなで食事に行ったりできるのがいい」と喜び。「『直虎』という作品を良くしていきたいという気持ちが僕達に伝わってきて、テンションが高く、(現場は)いい環境になっている気がします。(大河ドラマの主役は)大変そうだなというのはありますけど、やっぱりそこで戦っている柴咲さんの姿はカッコイイ」と先輩の奮闘に信頼を寄せた。

 物語後半、直虎に大きな影響を与えていく男性として描かれる。「しだいに直虎との距離感も縮まっていく。そういう役どころは少なかったので挑戦」。今後は直虎との胸キュンシーンも用意されているのだとか。「恥ずかしかったけど、ここぞとばかりに楽しみました。できればモテたいですよね」と笑った。

 ド派手な風貌で異彩を放つ風来坊が「新たな風」を吹き込んで、物語を今後どのようにかき回していくのか、大いに期待したい。

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