福島和可菜 国籍変更勧められる 東京五輪目指すと「やめなきゃいけなくなる」

[ 2017年3月12日 18:34 ]

万博記念公園でのイベントに参加した福島和可菜
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 元陸上自衛官でフルマラソン3時間切りの記録を持つタレント・福島和可菜(34)が、2020年東京五輪出場への期待を集めている。12日、大阪・万博記念公園でウォーキング・イベントにゲスト出演後、スポニチの取材に応じ、国籍変更まで勧められていることを苦笑いで明かした。

 2月の東京マラソンに出場し、2時間57分51秒を記録。所属事務所によると、自身が昨年の米・シカゴマラソンで出した2時間59分5秒の女性芸能人最速記録を自ら更新した“芸能界のマラソン女王”だ。2006年に初挑戦したホノルルマラソンでは5時間かかったが、3年半前から本格的にトレーニングを開始。大会前は月に400キロを走り、記録の短縮はもちろん体重は10キロ減り、体脂肪率はなんと9・3%になった。3年半で女性タレント初のサブスリー達成というポテンシャルに、「東京五輪を目指せば?」という声が多数上がっている。

 現在は、カンボジアに国籍を変更して昨年のリオ五輪でマラソン・カンボジア代表として出場した芸人・猫ひろし(39)と練習している。周囲からは、猫に倣って「そろそろ国籍を変えた方がいいんじゃない?」という忠告もよく受けるそうだが、「I LOVE JAPANなもので…それはない」と笑う。東京五輪も「目指すとなると、タレントやめなきゃいけなくなる。むしろ、選手にインタビューしに行くような立場で関わりたい」と語った。

 高校卒業後、北海道旭川駐屯地で陸上自衛隊第2師団の野戦特科部隊などに4年間所属。「戦車と大砲が合わさったような武器を扱う部隊で、班では私以外はみんな男性でした」といい、「一番キツかったのは、1カ月山に入っての訓練。お風呂も1週間に1回で、寝泊まりはずっとテントだった」と振り返っていた。

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2017年3月12日のニュース