水樹奈々 20周年ツアー完走「77歳まで歌う!」山寺宏一も登場

[ 2017年3月12日 20:00 ]

さいたまスーパーアリーナでツアーファイナル公演を行った水樹奈々
Photo By スポニチ

 声優で歌手の水樹奈々(37)が12日、さいたまスーパーアリーナで全国ツアーのファイナル公演を行った。この日は2万6000人を動員し、最新シングル「STARTING NOW!」や代表曲「POWER GATE」など全27曲を熱唱した。

 声優デビューして今年で丸20年とあって、生まれ育った日本を強く意識したステージ。着物をモチーフにした衣装や、能をイメージした舞台セットなど和のテイストを散りばめた。水樹は「この日が来てほしいような、来てほしくないような複雑な気持ちでした」と、ファイナルに臨むにあたっての心境を語りつつも「最後だから思いっきりいこう!」とファンに訴えた。

 前夜は名前と同じ“7”時間の睡眠をとって「体調は万全」と水樹。「聞いた話だけど、長寿の秘訣は7時間睡眠なんだって。これを続けて77歳まで歌います!」と宣言。またライブ後半には酉年をテーマに巨大な鳥を模した衣装も登場。両翼合わせて17・7メートル、高さ4・7メートル、重さ2・7トンの“7づくし”の翼をつけて熱唱。「尊敬する小林幸子さんの気持ちがわかりました。私も声優界のラスボスになれるかな?」と笑顔で語った。

 アンコールでは声優の山寺宏一(55)がゲストとして登場。東日本大震災の被災者への思いを込めて、水樹と山寺はNHK復興支援ソング「花は咲く〜アニメスター・バージョン〜」を熱唱した。宮城県出身の山寺は「地元の人々もそうですが、福島の人々は日増しに深刻な状況になっています。避難している子供たちが辛い思いをするのはいけない。チーム日本でエールを送りましょう」と呼びかけていた。

続きを表示

2017年3月12日のニュース