当て逃げ井上 謹慎処分…復帰は最悪来年3月か

[ 2016年12月14日 05:30 ]

「NON STYLE」井上裕介 当面活動自粛

「NON STYLE」井上裕介
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介(36)が乗用車を運転中にタクシーに衝突し、運転手にケガを負わせたまま逃走した事故で、所属事務所の吉本興業は13日、井上が当面活動を自粛すると発表した。活動自粛を受け、テレビ各局は年末年始の特番などの差し替えや再編集など対応に追われた。

 吉本興業の担当者は井上について「しばらくの間、活動を自粛する」と明言。13日は仕事を全てキャンセルした。14日は東京・新宿の劇場「ルミネtheよしもと」に出演予定だったが「ほかのコンビを代演に充てる方向で調整中」とした。

 関係者によると、刑事処分こそ不確定ながら、法規を犯す疑いのある行動をとった事実を重く受け止めたといい、事実上の謹慎処分。復帰は遅ければ来年3月までずれ込む可能性があるという。相方の石田明(36)は、単独の仕事については予定通り行う方向。

 東京都世田谷区にある井上の自宅マンション前にはこの日、朝から約15人ほどの報道陣が集まった。この日は警視庁による聴取が予定されていたが取りやめになったという。関係者によると、井上は終日、自室で反省の時を過ごしていたという。

 事故は11日午後11時45分ごろに発生。12日午前2時ごろ、自宅にいた井上は警視庁世田谷署の任意同行に応じ、当て逃げを認めた。吉本興業は12日深夜、報道各社にファクスを送付し「井上とともに誠実に被害者対応に努めてまいります」と声明を発表。井上は「その場でよく確認するところを怠ってしまい、被害者の方には大変申し訳ありません」とコメントした。

続きを表示

2016年12月14日のニュース