ASKA容疑者 支えてきた家族も裏切る…任意入院後は勝手な行動も

[ 2016年11月29日 05:30 ]

ASKA容疑者 覚せい剤で逮捕

午後6時53分、自家用車で外出しようとするASKA容疑者
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 有罪判決から2年余り。ASKA容疑者は、見捨てず支え続けてきた家族を裏切った。28日午後6時53分ごろ、東京都目黒区の自宅を出ようとした車を運転していたのは、長男のミュージシャンSOとみられる人物。ハンドルを握る姿には、苦悩が浮かんでいるように見えた。後部座席にはASKA容疑者がいた。

 元アナウンサーの洋子夫人(61)とSO、長女のシンガー・ソングライター宮崎薫の3人は、捜査の過程で愛人の存在など、ASKA容疑者の闇が次々と明らかになる中で悩みを深めたが、SOが「見捨てないで家族で支えよう」と呼び掛け、結束を深めたといわれる。15年正月は自宅で水入らずの時を過ごし、一時は順調に見えた。

 しかし、ASKA容疑者は徐々に、家族への不信感をのぞかせ始めた。7月にブログで、今年初めに都内の病院に入院したことを報告した際は「覚醒剤の後遺症と判断され、入院させられてしまっていました」と書き込んだ。5月に九州の病院に転院し外泊もできる任意入院に変わってからは、家族に黙って行動することもあったという。

 ASKA容疑者は自宅から徒歩圏内にマンションの一室を所有し、そこで1人の時間を過ごすことも多かったが、近隣の住民は「最近家族が解約したと聞いています」と話した。家族はそばで支えようとしたが、願いは届かなかったようだ。

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2016年11月29日のニュース