鶴瓶訴えた ラスト舞台難航のSMAPに「こんな終わり方はあかん」

[ 2016年10月9日 08:34 ]

笑福亭鶴瓶
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 落語家の笑福亭鶴瓶(64)が8日深夜放送のNHK総合「今夜も生でさだまさし」(土曜深夜0・05)に出演し、今年限りで解散するSMAPについて言及。ラストステージ実現に向けた動きが難航していることに「こんな終わり方はあかんよ」と言葉を繰り返して、花道を作って最後を迎えるべきとの考えを示した。

 これまでSMAP解散について多くを語ることがなかった鶴瓶だが、パーソナリティーのさだまさし(64)から「解散に失望しているファンも多い。仲良しの鶴瓶さんがいるから」とコメントを求められ、口を開いた。中居正広(44)とは番組共演も多く親交も深いが、真相や心境については何も聞いていないといい、それでも抱えている苦悩など「雰囲気で分かる」と話した。

 「みんなを楽しませてくれて、凄い曲ばかりを残して。あんなグループはもう出ないでしょ」と功績を称え、だからこそ「もう出ないような人たちのエンディングじゃない。最後、解散するならちゃんとコンサートをして終わるべき。どこでしようが一度(5人で)集まってやるべき」と力説。さだもアーティストとしての立場から「解散は致し方ないとしても、小旗を振って、花吹雪で送りたい気持ち」と続けた。

 最後まで「お願いとしては、コンサートをして終わって、さよならをしてほしい」とラスト舞台の実現を懇願。「日本に閉塞感があった時でもあれだけの歌で楽しませてくれたんだから」とし、厳しい表情を崩すことなく「こんな終わり方はあかん」「こんな終わり方はあかんよ」と訴えていた。

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2016年10月9日のニュース