「真田丸」真田大助役の浦上晟周が初お披露目「真田の意志継ぐ」

[ 2016年9月17日 19:12 ]

イベントに出席した草刈正雄(右)と浦上晟周(C)NHK

 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の大阪展開催記念イベントに真田昌幸を演じる俳優の草刈正雄(64)が登壇し、会場を沸かせた。

 この日は「大坂の陣」で初陣を飾る、昌幸の孫で、真田信繁(堺雅人)の息子・真田大助役の浦上晟周(16)もファンの前に初顔見せ。砦「真田丸」が築かれた「大坂の陣」の舞台である、大阪城近くの大阪歴史博物館に集まったファンは、大阪での“真田三代”の2人登場に大盛り上がりだった。撮影で顔を合わすことが少なかったという2人が、じっくりと話すのはこの日が初。浦上を見守る草刈の姿は、本当の祖父と孫を思わせた。

 登場前に流れた「犬伏スペシャルムービー」を見た草刈は、第35話「犬伏」(今月4日放送)について「犬伏の別れは自分にとって、やはり特別な回。信繁役の堺さんや信幸役の大泉洋さんも『犬伏』を楽しみにしていたと思います。いつもは撮影前も和気あいあいとしているのですが、その日は特別な空気があった」と振り返った。

 また、今後の見どころについて「三谷さんの脚本はスピードが早いので、九度山に行ってからの年月の流れの早さにビックリするかもしれません。九度山に行ってからも昌幸は変わりませんが、衣装などから寂しさを感じ取っていただければ。昌幸としては息子2人の成長が楽しみですね。『犬伏』では息子2人の大きな成長を感じ、うれしくも寂しくもありました。今後も2人の成長を楽しみにしています」と語った。

 一方、本日お披露目となった浦上は「最近ようやく時代劇に慣れてきました。信繁役の堺さんは役者としてもとても尊敬できる人なので、僕もあんな風になれれば」と真田親子の強い絆を感じさせた。

 「夏休みに上田の『真田丸』特別展や、上田の真田の郷や今回の大阪『真田丸』に家族で行きまして『真田丸』が凄く愛されているのを感じました。大助も皆に愛されるような存在になればと思い、演じています。昌幸さんから信繁さんと、そして大助へと真田の意志を継ぎ、普通の少年が武士として成長していく姿、そして大きな戦の前の家族の温かな時間も見ていただけたら」と抱負を語った。

 特別展「真田丸」は大阪歴史博物館(大阪市中央区)で9月17日~11月6日まで開
催。

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