京都国際映画祭 オープニング・セレモニーは二条城で開催

[ 2016年9月7日 05:30 ]

「京都国際映画祭」の会見に出席した(最後列右から)「ブラックマヨネーズ」の吉田敬、小杉竜一、森達也監督(前列左)ら

 「京都国際映画祭2016」(10月13~16日、京都府内各所)の会見が6日、京都市内のよしもと祇園花月で開かれ、オープニング・セレモニーを世界遺産・二条城(同市中京区)で行うことが発表された。司会を務めた京都府出身のお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の吉田敬(43)は「凄いですね。京都の人間からしても身が引き締まる場所」と驚いた。

 オープニング作品には戦後の日本映画界を代表する名優・三船敏郎さんの生きざまに迫るドキュメンタリー映画「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」がプレミア上映されることも明かされた。同作では、巨匠スティーブン・スピルバーグ氏やマーティン・スコセッシ氏ら国内外の大物映画関係者がインタビューに応じ、魅力や素顔を語っている。

 また期間中、“ゴーストライター騒動”を巻き起こした佐村河内守氏のドキュメンタリー映画「FAKE」の森達也監督(60)の特集も開催。会見に登場した森氏は「FAKEの製作費は数百万」と告白。評判や動員は好調だが「ミニシアターでの展開なので全然もうかってないですよ」とぶっちゃけて笑わせた。

続きを表示

2016年9月7日のニュース