高畑裕太容疑者　舞台も２本降板…「２４時間テレビ」見送りなどに続き

高畑裕太容疑者

　群馬県前橋市内の宿泊先のビジネスホテル客室でホテルの４０代女性従業員に乱暴するなどしたとして２３日に強姦（ごうかん）致傷容疑で群馬県警に逮捕された俳優の高畑裕太容疑者（２２）が出演を予定していた舞台「世界」（来年１月１１～２８日、東京・シアターコクーン）を降板になった。

　劇場の公式サイトで「※当初、出演を予定していた高畑裕太氏は降板いたしました」と報告された。

　「殺風景」「大逆走」に続く人気劇作家・演出家の赤堀雅秋氏（４５）による同劇場公演第３弾。風間杜夫（６７）らが出演し、広瀬アリス（２１）が初舞台。話題作への出演になるはずだった。

　さらに１本、出演を予定していた舞台「さようならば、いざ」（１１月１６～２３日、東京芸術劇場・シアターイースト）も降板になった。田村孝裕氏が作・演出を手掛ける人気劇団「ＯＮＥＯＲ８」の最新公演で、高畑容疑者が２０１４年に出演した舞台「女４０歳肉屋のムスメ」の作・演出も田村氏だった。

　日本テレビ「２４時間テレビ」（２７～２８日）の出演見送りなどに続く舞台降板。桐朋学園芸術短期大学に進学し、演劇を学んだ高畑容疑者。今回は“ホームグラウンド”で成長した姿を見せるはずだったが、その機会を自ら台なしにした。