稲川淳二 実は五輪好き、リオの緑色変色のプールは「あれは霊」

[ 2016年8月13日 15:46 ]

「怪談ワールド・グランプリ」に登場した稲川淳二

 怪談家でタレントの稲川淳二(68)が13日、都内で世界の怪談を集めた「第1回怪談ワールド・グランプリ」を開催した。同日は日本記念日協会から制定された「怪談の日」となっており、イラン、スウェーデン、コートジボワール、ブラジルの各国代表に加え、アメリカ代表のオバマ大統領としてお笑いコンビ「デンジャラス」のノッチ(51)も参加し、自慢の怪談を披露した。

 大会審査委員長を務めた稲川は参加者の話を聞き、「怪談は民俗学。国によって怖さも違う」としみじみ。「皆さん、日本がうまくて、レベルが高い!」と感心しきりで、優勝し、人魂形の金メダルを送られたスウェーデンのカミラさんのベトナムの心霊体験には「同じような体験した!」と身を乗り出した。最後には稲川自らがとっておきの怪談話を披露し、観客を楽しませた。

 24年目となる怪談ツアー「稲川淳二の怪談ナイト」で全国を回っている稲川。ツアーの公演回数は通算600回を超え、観客動員も48万人を突破。公演で語られた怪談も426を数える。「会談で生活しようとは思わなかったし、全国ツアーって怪談でありえないけど、その少し前に怪談テープを出したら32万本も出て当たったんです。やってみようかなと思ってやったら、とうとう24年目になった」と感慨深げ。「(怪談は)1年中、書いているんです。700から800はある。怪談は探している時は1番楽しい」と目を輝かせた。

 連日のメダルラッシュに沸くリオ五輪について話が及ぶと、「オリンピック好きですよ。マラソンってただ走ってるだけなのに42・195キロ、なんで目が離せないんだろう。不思議、ドラマです。大好き。最近の日本選手って堂々としていて、どんどんメダルを取っている姿を見ていると嬉しい。大したもんです、応援してます」。プールが突然、緑色に変色したことでも話題となっているが、記者から「あれは霊?藻ですか?」との質問が飛ぶと、「あれは霊です、誰が何って言ったって霊です」と即答し、笑わせた。

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