岡田准一らが新社会人に金言「仕事が何かの役に立っていると意識して」

[ 2016年3月1日 16:01 ]

映画「「エヴェレスト 神々の山嶺」新社会人試写会に出席した阿部寛

 V6の岡田准一(35)が1日、主演映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」(監督平山秀幸、12日公開)の都内でのフレッシャーズ限定試写会でトークショーを行い、4月から新社会人になる150人にエールを送った。

 「夏に大阪から出て来て、バレーボールできるか?と聞かれ、普通と答えたらV6に入っていた。何もできないし、知らないのでずっと怒られ続けていた。デビューから3年くらいは覚えていない」という岡田。その上で、「20代はしんどい時が多い。悔しい思いもすると思うけれど、皆が経験すること。そこで自分の仕事が何かの役に立っているんだと意識するかしないかで全然違ってくる。30代になれば自分を知るようになるので、それを探す時間だと思ってください。応援しています」と説いた。

 楽しく働く秘けつを聞かれると、「それは阿部さんに」と丸投げされた共演の阿部寛(51)が「最初の頃はやらされている感じがした。苦労が分かり始めるまで5~6年かかった。それで今があるので、まずは仕事を好きになることから始めれば」とアドバイス。それを受けて、岡田も「仕事を分かった風になった時に何かを否定するのは当たり前のこと。上司でもクライアントでも、何かの意図に気づくことができれば、いい関係ができあがっていくと思う」と追従した。

 さらに尾野真千子(34)が、「売れない頃、頑張れという言葉が嫌いでした。どうしてこれ以上頑張らないといけないのかと思いましたが、結局は前に進めなくて無理やり好きになるようにしたら自然と前に進んでいました。頑張れば、一歩進めます。頑張って」と優しく語りかけた。これには岡田と阿部も何度もうなずき、「感動しちゃいました」と声をそろえていた。

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