綾瀬はるか ハードすぎるアクションに「初日で心が折れそうに」

[ 2016年2月24日 13:23 ]

NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」初回試写会に出席した主演の綾瀬はるか

 女優の綾瀬はるか(30)が24日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた主演するNHK放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」初回試写会に共演の小林颯(かい=10)、高島礼子(51)らと出席した。

 作家・上橋菜穂子さんのファンタジー小説が原作。放送90年を記念した超大作で、綾瀬は異界の魔物などから「新ヨゴ皇国」の皇子チャグム(小林)を守るため、短槍(たんそう)を武器に戦う女用心棒のバルサを演じる。

 2014年暮れからトレーニングに励んできたという綾瀬は「なかなか槍に振り回されてしまうので、まずは足の筋力がないと踏ん張れないということで気付いて、毎日筋トレしていた。朝から晩までアクションシーンをまとめて撮っていたので、すごい夏の部活の合宿みたいに、帰ってバッターンって倒れるみたいな撮影でした」と過酷な撮影を回顧。

 短槍の使い手という役どころもあり、吹き替えなしで激しいアクションを挑戦している。クランクイン直後に初回のクライマックスのアクションシーンを3日かけて撮影したといい、「足場が砂浜みたいで、すごい大変で1日目で心が折れそうになった。次の日に筋肉痛になるんじゃないかと思ったぐらい。筋トレしてたのに、どうしようって…」と苦笑しつつも、迫力のシーンを見事に演じ切った。

 そんな綾瀬のアクションを見た高島は「はるかちゃんの立ち回りを見て、今のアクションのレベルは高いなって。吹き替えもなしにやっちゃうんだなと、びっくりした。ずーっとやってたよね?」と感嘆。「今のアクションってレベルが上がったんだなとつくづく思った。(自身の役柄の)トロガイももっとアクションやればよかった。見事でした」と大絶賛だった。

 放送期間は3年で、全22回の放送。シーズン1は3月19日から全4回(土曜後9・00~同10・00、初回のみ73分)、シーズン2は17年、シーズン3は18年にそれぞれ全9回で放送される。

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2016年2月24日のニュース