紅白で水木しげるさん追悼 “女房”松下奈緒がエピソード語る

[ 2015年12月27日 05:30 ]

女優の松下奈緒

 大みそかの「第66回NHK紅白歌合戦」(後7・15)で、「ゲゲゲの鬼太郎」などの作者で、11月30日に93歳で死去した漫画家水木しげるさんの追悼コーナーが設けられることになった。NHKが26日、発表した。

 追悼コーナーには、2010年の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で水木さんの妻武良布枝さんを演じた女優松下奈緒(30、写真)が出演。ドラマを通じて夫妻と親交がある。生前のエピソードを語り、ステージから天国の水木さんへメッセージを送る。松下は水木さんが亡くなった際に、「まさか大好きなお父ちゃんが…当時を思い出すと涙があふれてきます」と悲しみに暮れていた。

 水木さんは漫画を通し、戦争の愚かさを訴えてきた。戦後70年の節目の紅白で、その足跡をたどることになる。また「原爆詩」の朗読を行ってきた女優吉永小百合(70)がVTRで出演し、平和へのメッセージを寄せることも決まった。

 恒例の楽屋中継には、今年ブレークしたお笑い芸人のクマムシ、とにかく明るい安村(33)、ピスタチオが登場する。

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2015年12月27日のニュース