5年ぶり復活M―1 トレンディエンジェルが優勝 敗者復活から頂点

[ 2015年12月6日 20:57 ]

5年ぶりに復活した「M―1グランプリ2015」で敗者復活から勝ち上がり優勝したトレンディエンジェル

 5年ぶりに復活したテレビ朝日系の漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2015」が6日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、敗者復活から勝ち上がったトレンディエンジェルが優勝。3472組の頂点に立ち、優勝賞金1000万円を獲得した。

 敗者復活から勝ち上がるのはサンドウィッチマン以来2度目。ファイナルラウンドでトレンディエンジェルは、須藤敬志(29)がモテたいと相談を持ちかけ斎藤司(36)がボケ倒すというネタを披露。審査員9人中6票を集めた(銀シャリ2票、ジャルジャル1票)。斎藤は「この30分記憶がございません」と喜びを語った。

 5年ぶりに復活した今回も従来の大会と同じく準決勝を勝ち抜いた8組と敗者復活戦1組の計9組で争われ、審査員は初代王者「中川家」の礼二(43)ら歴代王者9人が務めた。

 ファーストラウンドの得点が上位3組のジャルジャル、トレンディエンジェル、銀シャリがファイナルラウンドに進出。最終決戦で、もう1ネタを披露し、栄冠を競った。

 新生M―1はプロアマ問わず参加可能で、優勝賞金1000万円を争うのは変わらないが、応募可能なコンビの結成年数を10年から5年引き上げ15年以内とした。

 M―1グランプリは結成10年目までの若手コンビ、グループを対象に2001年にスタートした漫才コンテスト。過去の王者はすべて男性コンビ。審査員の最高得点は09年の笑い飯の1本目のネタ「鳥人」で、島田紳助さんが満点の100点を付けた。最多ファイナリストは笑い飯の9回(02~10年)。

【M―1グランプリ歴代優勝者】
第1回(01年)中川家
第2回(02年)ますだおかだ
第3回(03年)フットボールアワー
第4回(04年)アンタッチャブル
第5回(05年)ブラックマヨネーズ
第6回(06年)チュートリアル
第7回(07年)サンドウィッチマン
第8回(08年)NON STYLE
第9回(09年)パンクブーブー
第10回(10年)笑い飯

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