“G1先輩”の前川清 サブちゃんと約束「種1株もらおうっと」

[ 2015年10月26日 07:45 ]

前川清

北島三郎の所有馬キタサンブラック「第76回菊花賞」V

 2007年のG1ヴィクトリアマイルをコイウタで制した前川清(67)は「G1を勝つこと自体、人生でありえないこと。しかも、クラシックを獲るなんて」と自分のことのように喜んだ。

 藤あや子(54)と11月に行う中日劇場公演の稽古を一時中断し、レースをテレビ観戦。キタサンブラックがダービーに出走する前に北島と歌番組で共演し「種牡馬になったら、種付け権を1株ください」(前川)、「1つぐらいあげるよ」(北島)と冗談交じりにやりとり。それだけに「1株もらおうっと」と声を弾ませた。

 馬主の実情について「金もかかるし、気苦労も絶えない。その上、半分以上の馬が1勝もできない」と説明。北島が昨年、長期座長公演から引退したことを挙げ「仕事が一段落したタイミングで愛馬が(北島の)力になりたいと思ったのでは」と話した。

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