上沼恵美子 初のドキュメント番組!密着3カ月、自身の引退にも言及

[ 2015年10月2日 09:00 ]

インタビューに応える上沼恵美子(C)カンテレ

 還暦を迎え、なお第一線を走り続ける関西バラエティー界の女王・上沼恵美子(60)に密着した初のドキュメント番組が制作された。3日放送のカンテレ「快傑えみちゃんねる番外編 誰も知らない上沼恵美子~還暦からのスタート~」(前9・55、関西ローカル)で、3カ月に及ぶ取材を敢行。上沼は「上沼恵美子のおもしろさをお茶の間にお届けできるのは、あと何年なんだろう…」と自身の引退の話題にも触れる。ついに明かされる“素顔”は大きな注目を集めそうだ。

 1971年、姉妹漫才コンビ「海原千里・万里」の千里としてデビューし、一世を風靡。75年には大ヒット曲「大阪ラプソディー」を生んだ。結婚を機に、77年にコンビ解散。その後、タレントとして活動を再開。94、 95年にはNHK「紅白歌合戦」の紅組司会を務めた。カンテレ「快傑えみちゃんねる」(金曜後7・00)は今年7月に放送20周年を迎え、毒舌トークは健在。時に厳しくも、人情味あふれる巧みな話術は絶大な人気を誇る。

 上沼の密着ドキュメンタリー番組が制作されるのは、約40年の芸歴において初。仕事場からベールに包まれるプライベートまで、カメラが追った期間は3カ月。新曲のレコーディング中やコンサートの打ち合わせ中には、表舞台の輝かしい姿からは想像し得ない苦悩の姿、緊迫の様子が見られる。

 紅白の司会を機に、東京のテレビ局からは11番組ものオファー。しかし、それらをすべて断った理由とは…。普段のバラエティー番組では見られない、等身大の女性としての 上沼に迫る1時間。梅田一路プロデューサーは「上沼恵美子さんは今年で還暦を迎えられ、人生の第2章が始まります。真摯に芸の道とも向き合いながら、結婚、出産と女性としての幸せも手に入れた上沼さんが戦うことをやめず、走り続ける理由を紐解くために3カ月間密着しました。誰も知らなかった上沼さんの真の姿に迫っています」と話している。

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2015年10月2日のニュース