中谷美紀 女王役「心地いい」も演出家からは「豚呼ばわり」

[ 2015年6月12日 17:10 ]

舞台「メアリー・ステュアート」開幕直前会見に出席したメアリー・スチュアートを演じる中谷美紀

 女優の中谷美紀(38)が12日、都内で、舞台「メアリー・ステュアート」の開幕直前会見に出席した。同舞台は16世紀に生きたスコットランド女王メアリー・ステュアートとイングランド女王エリザベス1世を描いた作品。中谷はメアリー、女優の神野三鈴(49)がエリザベスを演じる。中谷は「ずっとずっと心の中にあたためていた作品。この芝居にのぞめることを誇りに思っています」とあいさつ。しかし、初日を控え「できることなら逃げ出したいくらい緊張してます」と告白した。

 演出を手がけるのはイギリスの若き鬼才マックス・ウェブスター。中谷は稽古の際、「マックスさんに『この豚たち!』って呼ばれる」と暴露。「豚呼ばわりされてる、それってどうなのかな?って。ひどい言葉を浴びせられながら演出していただいてます」と苦笑いだった。

 メアリーとエリザベスどちらに共感できるか?という質問には「仕事をする女性としては、エリザベスに共感を覚えます」と明かし、「国家と結婚したっていうのは、私が演じることと結婚したのかどうかはわかりませんが、多くのものを犠牲にしてきた(のは同じ)」と語った。しかし、自身はメアリーを演じている、ということで「普段言えないこと、できないことができて心地いい」と語り、「神野さんの豊満な胸をもみしだくという暴挙に出ております」と笑った。

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