佐々木蔵之介 初の一人舞台にドキドキ「いつでも逃げる準備できている」

[ 2015年2月12日 12:17 ]

舞台「マクベス」制作発表に出席した佐々木蔵之介

 俳優の佐々木蔵之介(47)が12日、都内のホテルで行われた主演舞台「マクベス」の制作発表に登場。「すごくいい機会が与えられた」とカンパニー参加への意欲を見せつつも「今、すごいドキドキしている。いつでも逃げる準備はできている」と複雑な心境を吐露した。

 シェークスピアの四大悲劇の1つ「マクベス」を佐々木がほぼ一人で演じ切る意欲作。精神病院の隔離病棟を舞台に、隔離された患者の中に内在する「マクベス」をドラマで再現していく。佐々木は「20人近く」の役柄を演じ分けていく。

 佐々木にとって一人舞台は初挑戦。「一人芝居は何度かオファーがあったけど、絶対やらないと言っていたんです。今回は一人でマクベスだから、僕、やるって言ったかな?ってマネジャーに何度も聞いた。こうやって、形になっているのがすごく怖い」と苦笑い。ワークショップもスタート。「心配と不安しかないです。やったことがないので、ワークショップをやって、心配と不安が増えた。でも、かすかな光は見えたかなってぐらい。マクベスはやってことがあるんですけど、今回はマクベス夫人のセリフを言えるのは楽しい。それにしても、台詞量は多すぎる」と不安を隠しきれなかった。

 東京公演はパルコ劇場で7月12日から8月2日まで。

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