山本圭壱 涙の復帰ライブ「加藤来ねーよ」大ウケ 下ネタは封印

[ 2015年1月20日 05:30 ]

ライブを終え報道陣の前に姿を現す山本圭壱

 2006年から謹慎していたお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭壱(46)が19日夜、東京・下北沢駅前劇場でお笑いライブを行い、8年半ぶりに芸能活動を再開した。謹慎の原因が淫行問題だけに、得意だった“下ネタ”は封印した。

 午後7時半、幕が上がると丸刈りの山本が1人で登場。涙目でコントを始めた。観覧者によると、コント6本を約1時間立て続けに披露した。

 マスコミは一切シャットアウト。フィギュアスケートの浅田真央(24)や羽生結弦(20)をネタにし、レオタード姿になる場面も。一方で、得意としていた下ネタはゼロ。事件については全く触れず、謝罪の言葉もなかった。

 入場代金は決めず、終演後ザルに「投げ銭」を募った。1万円札も見られたが、1人当たり2000~3000円が多かったようだという。観客とは写真撮影にも応じた。2列目で観覧した男性(37)は「最初から爆笑の連続で、ブランクを感じさせなかった」と話した。

 元相方の加藤浩次(45)は来場しなかった。山本がネタにして「加藤、来ねーよ」と吐き捨てると、場内は大爆笑。

 入場者はネット抽選で決め、公式サイトによると、希望者は1万6612人。160倍以上の競争率を突破して選ばれた約100人が観覧。ライブ運営を手伝ったのは、現在所属する別の野球チームの仲間たちだった。

 終演後、会場を出ると劇場前でファンの女性(17)から「お帰りなさい」と花束を渡され、「ありがとう」と笑顔。そのまま歩いて最寄りの下北沢駅から京王井の頭線に乗車。車中、取材陣が「手応えはあった?」と聞くと「とにかく手応えです」。2つ先の駒場東大前駅で降り、駅前に用意していた原付バイクに乗って立ち去った。

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