瀧川ありさ、メジャーデビュー!伝説のスカウトが“民生級”評価

[ 2014年12月10日 10:40 ]

伝説のスカウト一目惚れ…来年3月にデビューする瀧川ありさ

 伝説のスカウトマンが「奥田民生級の衝撃」と一目惚(ぼ)れした才女がメジャーデビューする。シンガー・ソングライターの瀧川ありさ(23)で、来年3月4日にシングル「Season」を発売。同曲はいきなり、TBS系の人気アニメ「七つの大罪」のエンディングテーマに起用される。

 音楽業界では、以前から瀧川の存在は知られていた。民生率いるユニコーンをはじめ、ラルク アン シエル、ケミストリー、ゴスペラーズ、最近では西野カナ(25)といった人気アーティストを次々とスカウトしてきた音楽プロデューサーの西岡明芳氏(62)の秘蔵っ子だからだ。

 西岡氏が初めて瀧川の歌声を聴いたのは、09年8月の閃光(せんこう)ライオットオーディション。大会関係者として出場者40組の歌が入ったデモテープを聴き、耳に留まった。瀧川は当時、バンドのボーカルで「人の心の中に入っていくような声が飛び抜けてよかった。詞・曲もセンスがよく、シンガー・ソングライターとしては奥田民生級の才能を感じた」と、すぐに接触。「ゆくゆくはデビューさせよう」と、決して実力が高いとはいえないバンドで1人奮闘する瀧川を長らく見守ってきた。

 バンドは12年10月に解散した。瀧川は一時、音楽をやめることも考えたが、「バンドメンバー4人で叶(かな)えられなかった夢を自分1人で叶える」とソロデビューを決意。現在、楽曲づくりやボイストレーニングをして、デビューに備えている。

 容姿も良く、関係者は「ZARDの坂井泉水さんのような雰囲気」と話す。スカウト界の“レジェンド”が約5年をかけて送り出す瀧川のデビューが待ち遠しい。

 ◆瀧川 ありさ(たきがわ・ありさ)1991年(平3)5月8日、東京都生まれの23歳。小学生のころに歌手を目指すようになり、中学で軽音楽部に入部。高校3年の時に4人組バンドで閃光ライオットオーディションに出場するも、受賞は逃した。

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2014年12月10日のニュース