テレ朝 10月期は2大人気ドラマに期待「しっかり数字を」

[ 2014年9月10日 14:44 ]

 テレビ朝日の10月改編説明会が10日、港区六本木の同局で行われ、10月改編の概要を発表した。

 今回の改編率は全日11・7%、ゴールデン21・9%、プライム16・4%。「平年並み」という改編率となったが、西新編成局長は「他局さんの裏番組を意識しないと言ったらウソにはなるが、それに対抗というよりは視聴者のニーズに沿った形の改編」とあくまで視聴者ニーズに応えて編成したことを強調した。

 今期の最大の目玉は水谷豊(62)主演の「相棒season13」(水曜後9・00)、米倉涼子(39)主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)といった大人気ドラマの続編の投入。相棒は放送開始から14年経過し、総話228話で総平均は16・3%という言わずと知れた大人気シリーズ。「ドクターX」もシリーズ第3弾となるが、平均視聴率が第1弾19・1%、第2弾は23・0%と驚異的な数字を誇っている。「どちらも国民的ドラマ。大型の2つのドラマを10月に用意できたのは大きなポイント。これでしっかり数字を作っていきたい」(西編成局長)。

 さらに、前シリーズ最高14・0%を獲得するなど、シリーズ15週年を迎える定番ドラマ、沢口靖子(49)主演の「科捜研の女」(木曜後7・58)も放送される。10月クールの新作ドラマはSexy Zoneの中島健人(20)主演の「黒服物語」(金曜後11・15)のみ。西編成局長は「新作の検討は常にしているが、これだけ続編はないのかという要望があれば投入したい。シリーズが進めば進むほどプレッシャーはあるが、『相棒』も常に進化しているし、続編だけど、新しいものを作るつもりで作っている」と作品への自信をのぞかせた。

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2014年9月10日のニュース