佐々木蔵之介、男だらけの舞台も「慣れてます」國村隼は「憂うつ」

[ 2014年9月2日 12:13 ]

舞台「ロンドン版 ショーシャンクの空に」製作発表で、牢獄をモチーフにフォトセッションする(左から)板尾創路、佐々木蔵之介、國村隼、三浦涼介
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 俳優の佐々木蔵之介(46)が2日、都内で行われた主演舞台「ロンドン版 ショーシャンクの空に」の製作発表にダブル主演の國村隼(58)をはじめ、三浦涼介(27)、板尾創路(51)らと登壇した。

 スティーヴン・キングの小説「刑務所のリタ・ヘイワース」を原作に、1994年に「ショーシャンクの空に」として映画化され、第67回アカデミー賞で7部門にノミネートされるなど大ヒットした不朽の名作の舞台化。妻とその愛人を殺したとして無実の身で服役することになった銀行家・アンディ(佐々木)が、ショーシャンク刑務所で囚人レッド(國村)らと出会いながらも、希望を捨てず、生き抜こうとするヒューマン・ドラマ。舞台は2009年にアイルランド・ダブリンで初演され、同年9月に英ロンドンで3カ月間、上演された。

 刑務所が舞台ということで“牢獄”から登場し、「若干囚人気分になりました」と笑った佐々木。「有名な作品で、プレッシャーもありますが楽しみ。希望を持ち続けることができた強靭な精神が舞台で表現できたら」と意気込んだ。

 今作はキャストがすべて男性。「女優さんと一緒の舞台はほとんどないので、男くさいのは慣れてます。男ばっかりなので思いっきり楽しんでやりたい」と気合十分の佐々木とは対照的に、國村は「男だけというのは初めて。今から憂うつでしかたない。稽古にいくのが嫌にならないように自分を盛り立てていかないと」と苦笑い。これには、板尾も「稽古終わってから女性のところへ行きます」と続けて、笑わせた。

 クリスマスも公演があるが、板尾が「プレゼント交換、3000円ぐらいで」と男だけのクリスマスの過ごし方を提案すれば、「おもろいね、前向きに」(佐々木)「楽しいクリスマス。まるで塀の中みたい」(國村)と同意し、笑い声に包まれた。東京公演は日比谷シアタークリエにて12月11日から29日まで。

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