HIRO見つけた!EXILEの原石「やっていけそうな子いた」

[ 2014年8月8日 07:12 ]

参加者にサムアップするHIRO

 「EXILE」のリーダーHIRO(45)がプロデュースする小中学生のダンス大会「DANCE CUP」の決勝大会が7日、東京・品川のステラボールで開かれた。地方予選を勝ち抜いた44チームが参加。子供たちに熱い視線を送ったHIROは、「現在のキッズダンサーのレベルが高いことは分かっていたけど、実際に見て“時代が変わった”と実感した」と、ダンス界の底辺拡大を喜んだ。

 社長を務める所属事務所「LDH」が展開するダンススクール「EXPG」の主催。予選は全国9都市と台北の計10カ所で行われ、小学生部門170、中学生部門230の計400チームが参加した。来年以降はさらに規模を拡大して開く意向で、キッズダンサーが日本一を目指す大会として定着しそうだ。

 開催したのは「子供たちが夢を見られる場所を提供したい」というHIROの思いから。優勝者には米ニューヨークへの1週間のダンス留学をプレゼントした。自身が踊り始めた80年代はダンス界の黎明(れいめい)期。「僕にとってニューヨークは夢のまた夢だった」と振り返り、「夢を現実にかなえてあげたり、チャンスの場所をつくってあげたかった」と説明した。

 一人のダンサーとして「子供たちが一生懸命踊る姿は、ダンスの素晴らしさをあらためて思い出させてくれた」と喜ぶ一方、プロデューサーとして“EXILEの卵”もしっかりチェックした。出場者をLDHに所属させる予定はなかったが「将来的にアーティストとしてやっていけそうな子もいた」と明言。HIROの目に写った子供たちが、EXILEと後輩グループを含めた一族「EXILE TRIBE」のメンバーとして活躍する日も遠くなさそうだ。

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