丑三つ時、稲川淳二から電話…怖い特典付き「怪談新聞」発売

[ 2014年7月18日 05:30 ]

史上“最恐”の新聞を発売する稲川淳二

 タレント稲川淳二(66)の怪談の魅力を凝縮した「稲川怪談新聞」が19日から全国のローソンで発売される。紙上企画として、読者からオリジナル怪談を募集する「怪談グランプリ」を実施。最優秀作品の受賞者には、丑(うし)三つ時(午前2時すぎ)に稲川本人から突然電話がかかってきて怪談を聞ける、身の毛もよだつ特典付きだ。

 参加するには、同封されているすごろくでまず遊ぶことが必要。サイコロを振るたびに「縄」「火葬場」「樹海」などと書かれたカードを引き、ゴールまでに集まったキーワードを使って自分だけの怪談を作成する。締め切りは10月末で稲川自ら最優秀作品を選ぶ。

 受賞者は、何の前触れもなく年内に電話がかかってくるまで、その事実を全く知らされない。丑三つ時といえば、幽霊が一番活発になるとされる時間帯だけに、稲川も「あのね、私と電話で話した人から時々、聞くんですよ。話し終えたあとに、ヒューッと冷たい風が吹くことがあるって。なぜかは分かりませんが…」と声を潜める。受賞者は震え上がること必至だ。

 新聞はロングインタビューやミステリースポットも紹介しており、稲川は「私の新聞ができるのは初めて。こんなうれしいことはない」と満足げ。未CD化の怪談「二階の死体」をスマホなどで聞けたり、「ひとだま」を再現できるおもちゃなど5つの特典がついて1000円(税抜き)。

 ≪恒例ツアー26日開幕≫22年目を迎えた夏恒例の全国ツアー「怪談ナイト」が26日に埼玉・三郷市文化会館で開幕し、10月24日の神奈川県川崎市のクラブチッタでの最終公演まで全国30カ所35公演。ステージには、稲川の少年時代の思い出を基にした古い映画館のセットが組まれるという。

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