たかじんさん銅像、北新地に建立へ!通り名にも…10月お披露目予定

[ 2014年7月18日 06:20 ]

銅像建立計画が進んでいるやしきたかじんさん

 今年1月3日に急逝したタレントで歌手・やしきたかじんさん(享年64)の銅像建立計画が、大阪・北新地で進んでいることが17日、分かった。さらに、たかじんさんの名が北新地の通り名となることも判明。たかじんさんの誕生月である10月にもお披露目される予定で生前、こよなく愛した北新地にたかじんさんの名前が永遠に刻まれることになった。

 たかじんさんの名前が刻まれるのは「ANAクラウンプラザホテル大阪」の北側にある「堂島浜通り」。北新地の中では最も南に位置する通りで通称「たかじん通り」(仮)になる。この通りに銅像も建立されることになっており、すでに土地なども手配済み。たかじんさんサイドからは、北新地にある飲食店など約450軒が加盟する「北新地社交料飲協会」にも申し入れがあったという。

 関係者によると、銅像の製作はすでに進んでおり、発起人には親交の深かった大物政治家も名を連ねている。65歳の誕生日を迎えるはずだった10月にもお披露目されるという。

 たかじんさんは生前、北新地をこよなく愛し、大好きだった高級ワインを何本も空け「10軒以上のはしご酒は当たり前」「一晩で500万円使ったことも」など“新地の帝王伝説”は数知れない。そんなたかじんさんの銅像建立に「北新地」はこれ以上ない場所だ。

 たかじんさんは、その死後も影響力は大きく生前のレギュラー番組「たかじん胸いっぱい」「たかじんのそこまで言って委員会」「たかじんNOマネー」(現在は「たかじんNOマネーBLACK」)は3本とも、冠を残したまま放送を続行。

 また、JR大阪駅の大阪環状線ホームでは5月1日から、発車メロディーにたかじんさんの代表曲「やっぱ好きやねん」を5~6秒のアレンジで流しており、大阪を愛し、大阪人に愛されてきたたかじんさんの足跡は、至る所に残っている。どんなに人気が出ても、大阪にこだわって仕事を続け、酒を愛したたかじんさんの名が「北新地」に残ることで、またファンの胸にその名が刻まれることになりそうだ。

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2014年7月18日のニュース