フジ開局55周年ドラマ「若者たち2014」初回は12・7%

[ 2014年7月10日 10:09 ]

フジテレビ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」制作発表会見に登場した(前列左から)野村周平、満島ひかり、妻夫木聡、瑛太、柄本佑(後列左から)橋本愛、長澤まさみ、蒼井優、吉岡秀隆

 9日にスタートした妻夫木聡(33)主演のフジテレビ系連続ドラマ「若者たち2014」(水曜後10・00)の初回視聴率が12・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。初回は30分拡大で放送された。

 1966年に放送された人気ドラマ「若者たち」の現代版。前作をベースに、孤独や格差など今の社会を反映させつつ、早くに両親を亡くした妻夫木聡(33)、瑛太(31)、満島ひかり(28)、柄本佑(27)、野村周平(20)演じる佐藤家5人きょうだいを中心に、彼らに深く関わる蒼井優(28)、長澤まさみ(27)、橋本愛(18)、吉岡秀隆(43)らが織りなす青春群像劇。

 同局開局55周年記念ドラマとして制作され、同局の人気シリーズ「北の国から」の演出家・杉田成道氏(70)らが演出を担当。かつて「ブロード・サイド・フォー」が歌った主題歌も森山直太朗(37)の歌でよみがえる。

 初回は、長男の旭(妻夫木)は早くに両親を亡くし、高校を中退して工事現場で働きながら、親代わりとして弟妹たちを養ってきた。長女のひかり(満島)は大学病院の新生児集中治療室(NICU)で看護師として勤務し、熱心に仕事に取り組んでいた。三男の陽(柄本)は大学で勉強よりも芝居に打ち込み、事情により高校を中退した四男の旦(野村)は高校卒業の資格「高校認定」を取るために予備校に通う日々を送る。4人のほかに次男の暁(瑛太)もいるが、ある事情により家を離れていた。そんな中、旭は交際中の弁当店の看板娘・梓(蒼井)から妊娠を告げられて…という展開だった。

続きを表示

2014年7月10日のニュース