全集まとめ上げた日に母他界…米団治「信じられない」

[ 2014年6月28日 05:30 ]

桂米朝夫人・中川絹子さんの思い出を語る桂米団治(左)と桂ざこば

桂米朝の妻・中川絹子さん通夜

 長男・米団治(55)は通夜の前、「米朝落語全集 増補改訂版」の最終巻である8巻完結の会見に出席。「(全集を)まとめ上げた日に母が他界するなんて信じられない」とこぼし、「半年やった米団治襲名興行の最終の松竹座の日に、米朝が脳梗塞になったことを思い出した。終わるまでは緊張を持続させてくれ、終わった途端に緊張が切れるような事象がよく起こる」と不思議な因縁を明かした。

 第8巻には、米朝による「一文笛」の直筆生原稿など貴重な資料が盛り込まれている。

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