日本の歌姫2トップにレシフェの悪夢…美嘉ボウ然、ミリヤ絶句

[ 2014年6月16日 05:31 ]

レシフェで、代表ユニに身を包み日本・コートジボワール戦を観戦した中島美嘉(左)と加藤ミリヤ。顔には日の丸のペイントを施す気の入れようも実らず

サッカーW杯1次リーグC組 日本1―2コートジボワール

 サッカーW杯初戦で惜敗した日本代表に15日、芸能界から激励の声が寄せられた。リオデジャネイロで国際サッカー連盟(FIFA)のイベントに参加した歌手の中島美嘉(31)と加藤ミリヤ(25)は「あと2試合。全力で応援するので頑張って」とエール。

 中島、ミリヤはリオデジャネイロから空路レシフェ入りし、代表ユニホームに身を包みスタジアムへ。顔には日の丸のペイント。13日(日本時間14日)にリオで、国際サッカー連盟(FIFA)公式イベントに“歌の日本代表”として出演。約10万人を魅了した勢いを持ち込むべく、気合十分で観戦した。

 初の代表戦生観戦が大舞台となった中島は「凄く熱い臨場感。いよいよ始まるという実感が湧いてきた」と話し、選手入場を立ち上がって拍手で迎えるなど大興奮。サッカー好きのミリヤは「夢だったW杯観戦。代表のみんながピッチに入ってきたときには泣いてしまいました」と話した。

 日本が攻め込まれるたび、2人は祈るように手を握りしめた。FW本田圭佑がゴールを決めた瞬間は、立ち上がってハイタッチ。後半に勝ち越し弾を浴びると、中島はショックのあまり口に手を当ててぼうぜん。祈りは届かず、試合終了後、ミリヤは涙を浮かべた。

 中島は「ブルーのユニホームを着て戦う選手の姿がとてもかっこよかった。スピード感に驚いた」と感想。「負けてしまったが、全力で戦う選手の姿に強い感動を受けました」と話し、「勝ち負けは関係なく、日本で応援している皆さんにも勇気を与えてくれたと思います」とねぎらった。

 ミリヤは落胆の色を隠せなかったが、「一番印象に残ったのはやはり本田選手のゴール。難しい場面だと思ったけど、足をぐっと伸ばして、とにかく凄かった…」とエースを絶賛。またDF内田篤人とMF山口蛍に注目し、「特に山口選手はグイグイ行ってましたよね。代表は初めてなのに凄い気合。見ていて動きに迷いがなく、とても安心感を感じた」と、活躍を期待した。

 次戦からはテレビ観戦となるが、2人は「まだあと2試合あるので頑張って勝ってください!全力で応援します」と声をそろえた。

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