たむけん、日本巻き返しに期待 ドログバ存在感は「ラオウみたい」

[ 2014年6月16日 07:29 ]

自宅で日本戦を観戦するたむらけんじ(前列左から4人目)らTKF、ハーフタイムまでは元気いっぱいだったが…

サッカーW杯1次リーグC組 日本1―2コートジボワール

 サッカーW杯日本―コートジボワール戦が行われた15日、MBSテレビのサッカー番組「ガンバTV~青と黒~」の司会を務めるピン芸人・たむらけんじ(41)が逆転負けしたザックジャパンを「もう後がない。次のギリシャ戦はなりふり構わず開き直ってやるしかない」と叱咤(しった)激励した。

 この日は大阪市内の自宅で後輩芸人のグイグイ大脇(34)、山本あきこ(31)、「ミルクボーイ」駒場孝(28)やG大阪のGK木村敦志(30)、GK田尻健(21)、MF岡崎建哉(24)ら20人で観戦。たむけんは親交のある日本代表の遠藤、大久保、今野の背番号「7」「13」「15」を胸にプリントした特注ユニホームを着用した。

 意気込むのも理解できる。大久保とは2010年南アフリカ大会で得点した場合、たむけんのギャグ“ちゃ~パフォーマンス”をピッチ上ですると約束。前回は実現しなかったため、今大会へ引き継がれた。3週間前に65インチの4Kテレビとスピーカーを購入し、“W杯仕様”で試合に臨んだ。

 本田の先制点で盛り上がった「たむけんジャパン」も後半のドログバ登場で意気消沈。コートジボワールに2分間で2点を入れられると全員が頭を抱えた。

 まさかの黒星スタートに「初戦で難しいこともあるけど、チームとしてチャレンジする姿勢があまり感じられなかった。こぢんまりまとまっていると思った」と指摘。「ドログバ一人にやられた。コートジボワールも攻めきれていなかったのにドログバで空気が変わった。(アニメ「北斗の拳」の)ラオウみたいだった」と36歳のベテランの存在感に舌を巻いた。

 次戦は同じくC組黒星発進のギリシャとのギリギリの戦いが待っているが、「山口選手らディフェンス陣は頑張っていたけど守るだけでは勝てない。攻撃陣が奮起するしかない」。サムライブルーの巻き返しに期待を込めていた。

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