小栗旬「信長協奏曲」で1人2役 「一番危険」高校生役も

[ 2014年5月10日 10:56 ]

「信長協奏曲」のドラマ&映画版で主役を務める小栗旬(C)フジテレビ

 俳優の小栗旬(31)がフジテレビ開局55周年プロジェクト「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」の連続ドラマと映画に主演する。石井あゆみ氏の同名人気漫画を、7月にテレビアニメ、10月から連続ドラマ、さらにその後劇場映画として展開していく超大型プロジェクト。一漫画作品のアニメ化、実写ドラマ化、実写映画化が同時に発表されるのは初となる。

 勉強が苦手で歴史も無知という、ごく普通の高校生・サブローが突然、戦国時代にタイムスリップ。そこで出会った病弱の織田信長から、身代わりになってほしいと頼まれ天下統一を目指すという物語。小栗は連続ドラマと映画で、主人公のサブローとして主演。さらにサブローが出会う本物の信長も演じて一人二役をこなすほか、テレビアニメのナレーションも担当する。

「死ぬまでに一度でいいから織田信長を演じてみたいと思っていた」という小栗。本作品は「自分が思い描いていた織田信長とは少し違いますが、人生で一度でも織田信長を名乗れるのであれば、やらない理由はない」と快くオファーを承諾したという。また、高校生役を演じることについては「その設定が一番危険。学校のシーンでは自分と同世代の方々をキャスティングしてもらえたら。高校生の横に僕が並んだら確実に劣化していることがバレるので」と笑わせる。

 村瀬健プロデューサーは「優しさと強さという二面性をあわせ持ち、その両方を芝居として表現できる小栗さんにしか、この役は演じられない」とべたぼれの様子。小栗も「少し荒唐無稽なところもあるのが魅力的で、ドラマ化してもその魅力が伝わるのでは」と早くも意気込んでいる。

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