アンジェリーナ・ジョリー 女優引退の意向表明「監督業に専念する」

[ 2014年5月10日 21:58 ]

 米人気映画女優アンジェリーナ・ジョリー(38)は9日、「あと1、2本仕事をしたら、後は監督業に専念するために演技は諦める」と述べ、近い将来に女優を引退する考えを表明した。

 ロンドンで行われた新作映画の宣伝イベントで語った。英大衆紙デーリー・ミラー(電子版)が報じた。ただ、同様の意向は過去にも示しており、実際に引退するかは不透明だ。ジョリーは「演じることは楽しんできたが、ヘアメークや化粧なしで撮影現場にジーンズで行くのが好きだ」と話した。

 ジョリーは「17歳のカルテ」(1999年)でアカデミー賞の助演女優賞を受賞。人道問題での積極的な発言でも知られ、2011年にはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を題材にした初監督作品「最愛の大地」を発表。13年5月、乳がん予防のため、両乳房の切除・再建手術を受けたことを公表、大きな話題となった。(共同)

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2014年5月10日のニュース