レツゴー正児 じゅんさん急死に「ボロボロ泣いた」

[ 2014年5月10日 05:30 ]

テレビ出演後に報道陣の取材に応じ、神妙な表情をみせるレツゴー正児

 漫才トリオ「レツゴー三匹」のレツゴーじゅんとして活躍した俳優の逢坂じゅんさん(享年68)の訃報から一夜明けた9日、芸人仲間から悲しみの声が寄せられた。

 レツゴー正児(73)は取材に対応。1969年のトリオ結成から45年間を回想しながら「(訃報に)ボロボロ泣いた。言いたいことはいっぱいある…」と声を絞り出した。吉本興業所属時代の同期、坂田利夫(72)は「困ったときには励まし合ってました。また一人戦友が去っていくのを寂しく思います」と悼んだ。

 関係者によると、じゅんさんは6日に自宅で突然倒れ、大阪市内の病院に緊急搬送。すぐに手術が行われ、一時容体は安定したものの8日になって急変。意識が戻ることなく息を引き取った。数年前に夫人と離婚しており、最期は同居していた姉と長男の渡辺卓実(たくみ)さんがみとった。

 じゅんさんは10年以上前に心臓の病気を患って以来、喫煙や飲酒を控えるなど健康に気をつけていた。最近も元気な様子で、3月には都内で赤木春恵の誕生日会に出席。7、8月には舞台公演が決まっており、来月から稽古に入る予定だった。

 10日午後7時に通夜、11日午前11時に告別式が大阪市浪速区桜川2の2の28のベルコシティホール桜川=(電)06(6561)4142=で営まれる。喪主は卓実さん。

続きを表示

2014年5月10日のニュース