老いてなお盛ん?ミック、女性ファン口説いた「チョーカワイイ」

[ 2014年2月27日 05:30 ]

パワフルなライブを披露したザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー

 英ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」が26日、東京ドームで8年ぶりの来日公演をスタートさせた。4人の平均年齢は69・5歳となったが、不良熟年の健在ぶりを約5万人に見せつけた。

 ミック・ジャガー(70)キース・リチャーズ(70)チャーリー・ワッツ(72)の3人は古希を迎えて初の日本のステージ。1曲目に65年のヒット曲「一人ぼっちの世界」を歌い終えると、ミックは「カエッテキタゾ、トキオ!」と恒例となった日本語でのあいさつ。「4000人斬り」といわれる70歳のプレーボーイは、ステージ中盤で巨大画面に映し出されたグラマーな女性ファンを見つけ「チョーカワイイ。アトデ、イル?」と言ってニンマリ。下ネタのジョークで大観衆を沸かせた。

 約2時間で「ミッドナイト・ランブラー」「サティスファクション」など20曲。締まった体のミックは花道を軽やかにステップしながらシャウトし、相棒のキースは円熟味を増した演奏で魅了した。バンドの黄金期と呼ばれた69年から74年までギタリストを務めたミック・テイラー(65)も中盤からゲスト出演。年齢を感じさせない熱演に、最高8万円席の観客らも総立ちで声援を送り続けた。

 90年の初来日から日本での公演は6度目。東京ドームでは外国人アーティスト最多の26回目で、バンドでは史上最高齢のステージとなった。23日に来日してからは、宿泊先のホテルから遠出することなく本番に臨んだ。東京ドームでは来月4日と6日にも公演。その後はマカオ、豪州などを巡る。

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