聴覚検査の在り方検討 佐村河内氏謝罪で厚労相述べる

[ 2014年2月18日 12:20 ]

 田村憲久厚生労働相は18日の衆院予算委員会で、「両耳の聞こえない作曲家」として知られ、聴覚障害2級の身体障害者手帳を取得していた佐村河内守さんが聴力の回復を認める謝罪文を公表したことなどを踏まえ、手帳を交付する際の聴覚検査の在り方を検討する考えを示した。「事実関係をしっかり調査した上で検討したい」と述べた。

 田村氏は、一般的な聴覚検査は本人の申告を踏まえて医師が診断する方法で、脳波を調べる精度の高い検査機器はコストが高く普及していないと説明。「機器が置いてある病院が少なく、検査を受ける人の負担が余計にかかるなどの問題がある」と指摘した。民主党の古川元久氏への答弁。

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