上沼恵美子 好敵手たかじんさん悼む「来世は彼が歌、私が司会で紅白」

[ 2014年1月13日 15:55 ]

上沼恵美子

 タレントの上沼恵美子(58)が12日放送の大阪・読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11:40)で、3日に亡くなった歌手でタレントのやしきたかじんさん(享年64)をしのんだ。

 冒頭、開口一番「もう驚きましたねよ。死ぬわけないわ、あの男が。訃報が入ってまいりました」と関西のみならず、全国に衝撃を与えたニュースを紹介。

 たかじんさんとは5~6年は会っていないというが「私はものすごくショックでした。というのは、大阪(から)出ないで、大阪で冠の番組を持たせていただいているというと、男女の差はありますけども、たかじんさんと私。彼も私を意識していたと思うし、私も彼の番組の視聴率がいいとムカッとしたし(笑い)。いいライバル」。ともに大きな所属事務所もなく、関西の視聴率男・女として、しのぎを削った故人を悼んだ。

 「ヨボヨボになって迫力なくなって天国に召されるより、いい時期だなぁという感じがしてますよね。現役のまんま逝っちゃったから」

 「ただね、たかじんさん、もうちょっと歌、ヒットしたかったですね。全国的に。ドーンと行って。東京嫌いだなんておっしゃってたけど、紅白(歌合戦)出たかったでしょ。私、そう思います。関西にこだわって、大阪大好きでっていうのも本当か知らんけど、本音の本音の本音は彼はシンガーですから。彼は来世は歌で紅白で、もしか私が司会できて、なんていう、そんな来世…」と言うと、涙声になった。

 2人が並んで司会をしたのは大阪・毎日放送で一度きり。大阪発のお正月番組で、全国ネットされた。「私がしゃべろうとすると、パッと譲ってくれて。息が分かるっていうのかな。テレビを一番知ってる人ちゃいますか。熱心な、神経質な人でしたね。歌えるし、しゃべれるし、人気もあるし、すごい方ですよ」。冒頭、約10分にわたり、思い出を語った。

続きを表示

2014年1月13日のニュース