檀れい、天海祐希、武井咲…1月クールも刑事ドラマが盛りだくさん

[ 2014年1月2日 07:32 ]

 好調な推移を続けるオンエア中の「相棒season12」(テレビ朝日)をはじめ、1月クールも数々の刑事ドラマが放送される。プライム帯(午後7時台から同10時台)だけでも、5本の新作が誕生。今クールもさまざまな刑事たちが活躍する。

 まず、月曜8時は昨年、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で個性的なキャラクターを演じ、存在感を発揮した実力派俳優2人、杉本哲太(48)と古田新太(48)がダブル主演を務めるTBSの「隠蔽捜査」(13日スタート)。作家今野敏氏の人気ミステリーシリーズが原作。民放初主演となる杉本はほかのキャリア官僚とぶつかりながらも信念を貫くエリート警察官僚を演じ、古田は彼と幼なじみで人当たりの良い警視庁刑事部長を演じる。

 火曜9時は、檀れい(42)が民放連続ドラマ初主演を果たすフジテレビの「福家警部補の挨拶」(14日スタート)。推理小説家・大倉崇裕の「福家警部補シリーズ」が原作で、犯人を先に明かした上で事件が解決される様子を描く「倒叙ミステリー」のスタイルとなる。初の刑事役となる壇は相手をしつこく追い込んでいく変わり者の刑事・福家警部補を演じる。壇は「今回はガツガツ仕事する女性という役。そこがうれしいです。一風変わった女性刑事なので楽しんでやりたい」と意欲的だ。

 木曜9時は、天海祐希(46)がテレビ朝日の連続ドラマに初主演する「緊急取調室」(9日スタート)。取調室という密室の中で繰り広げられる刑事ドラマで、未解決事件の真実に迫る姿をち密な人間模様とスリリングな展開で描いていく。天海は捜査一課の専門チーム「緊急事案取調対応班」に飛ばされた、叩き上げの女刑事・真壁有希子を演じる。天海も役作りで黒髪を20センチバッサリと切り、10年ぶりのショートカットで役に挑む。

 土曜9時は、武井咲(20)が主演する日本テレビ「戦力外捜査官」(11日スタート)。似鳥鶏氏の同名人気推理小説が原作のコメディーで、配属初日で戦力外通告を受けた推理オタクの女性刑事が武闘派のイケメン刑事とコンビを組み、難事件を解決していく。武井はドジな新人女性刑事・海月千波を演じ、千波とコンビを組む警視庁捜査1課のエース・設楽恭介はドラマ初出演となる「EXILE」のTAKAHIRO(29)が演じる。

 そして、日曜9時は、向井理(31)主演で警察の特殊部隊を舞台に描くTBSドラマ「S(エス)―最後の警官―」。「ビッグコミック」(小学館)で連載中の同名漫画(原作・小森陽一、作画・藤堂裕)が原作で、今回は警察を舞台にしつつもいわゆる“刑事”ではなく、“警備”の世界を描く異色作だ。生と死、正義とは何かという問い掛けや謎解きのミステリー、アクションなどさまざまな要素が詰まった作品になるという。向井は架空の警察庁特殊急襲捜査班(NPS)の隊員で、元プロボクサーでパンチを武器に素手で相手を制する役どころ。一方、主人公と激突する警視庁の特殊部隊「SAT」の凄腕のスナイパーを綾野剛(31)が演じる。

 盛りだくさんの刑事ドラマ、今年も目が離せない。

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2014年1月2日のニュース