「風立ちぬ」GG賞ノミネート 受賞すれば日本人監督作品55年ぶり

[ 2013年12月12日 23:04 ]

「風立ちぬ」の宮崎駿監督

 宮崎駿監督の最後の長編アニメ「風立ちぬ」が12日、第71回ゴールデン・グローブ賞の「外国語映画賞」にノミネートされた。日本人監督作品が同賞にノミネートされるのは1990年の「夢」(黒澤明監督)以来23年ぶりとなる。

 「風立ちぬ」は外国語映画賞のノミネート候補(58作品)に選ばれ、外国語映画賞(5作品)にノミネートされた。同賞を受賞すれば1959年の「鍵」(市川昆監督)以来55年ぶりとなる。同作は米アカデミー賞長編アニメーション部門の候補にも上がっている。同じく外国語映画賞にノミネートされていた福山雅治(44)主演の「そして父になる」(是枝裕和監督)は候補入りはならなかった。

 その他の「外国語映画賞」ノミネート作品は、「アデルの人生、 「La grande bellezza」、「偽りなき者」、「ある過去の行方」。ゴールデン・グローブ賞の授賞式は来年1月12日の午後5時(日本時間13日午前9時)から行われる。

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2013年12月12日のニュース