民放キー5局と北海道テレビが放送 1月にネット連携の新サービス

[ 2013年12月11日 21:23 ]

 在京の民放キー5局と北海道テレビは11日、放送とインターネット通信を連携させた新サービス「ハイブリッドキャスト」を活用した番組を来年1月から3月にかけて放送すると発表した。

 総務省が推進する「放送サービスの高度化」に向けた実証実験という位置付けで、今回の番組を通じてハイブリッドキャストの課題を検証。視聴者が楽しめるサービスを目指す。

 視聴には専用のテレビが必要だ。関係者によると、全国で既に約10万台が出荷されているという。NHKは今年9月からサービスを始めている。

 テレビ東京は来年1月3日、インベーダーゲームをモチーフにした番組「MISSION 001」(同局系6局ネット)で導入する。視聴者はゲームに参加し、パソコンやスマートフォンを通じて得点や全国順位などをリアルタイムで見ることができる。

 フジテレビは3月上旬、ゲームバラエティー番組「人狼」(関東ローカル)を放送予定。出演者の過去の対戦成績を表示したり、視聴者が結果を予想したりすることが可能になる。

 ほかに日本テレビが情報番組「ズームイン!!サタデー」(2月15日放送、全国ネット)、北海道テレビは情報番組「イチオシ!プラス」(2月1日、北海道ローカル)でハイブリッドキャストを活用した番組を放送する。

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2013年12月11日のニュース