もう再登板決定!官兵衛幼少期演じる若山耀人「自分と似ている」

[ 2013年12月10日 18:24 ]

大河ドラマ「軍師官兵衛」初回完成試写会に登場した、官兵衛の幼少期を演じる若山耀人(左)と柴田恭兵

 来年1月スタートのNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の初回完成試写会が10日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の「V6」岡田准一(33)をはじめ、若山耀人(10)らが出席した。

 豊臣秀吉の軍師として戦国時代から江戸時代前期にかけて活躍した黒田官兵衛の人生を描く大河ドラマ。官兵衛の幼少期・万吉を演じる若山は300人ほどの候補者の中から2カ月程度の長期のオーディションで見事選ばれた。

 同局の中村高志プロデューサーは若山について「目がキラキラしていて、笑顔が印象的だった。この子が一番いいなと」と起用理由を説明。若山は「大河ドラマの撮影は初めてなので、最初はとても緊張しましたが、柴田さんや官兵衛さん(岡田)にもやさしくしてもらって、とてもスムーズに撮影をさせていただいた。いつも走り回っている感じで、自分と似ているなと思って楽しかった。とにかく頑張りました」と笑顔を見せた。岡田も若山の演技に「ピュアさをすごく丁寧に演じてくれていた。若山君が演じたものを引き継いでいけたら」と太鼓判を押した。

 第1話の最後で万吉は16歳で元服し、それ以降の官兵衛は岡田が演じることになるが、松坂桃李(25)演じる官兵衛の息子・黒田長政の幼少期・松寿丸役で若山が再登板することも決定。中村プロデューサーによると、「10話以降に再登板します。オーディションで選ぶ中で彼を超える松寿丸が出てこなかった。ぜひやってもらおうと」と期待を寄せた。

 子役が同じ作品で再登板するケースは、09年「天地人」で直江兼続の幼少時代を演じ、兼続の長男・竹松役で再登板した加藤清史郎(12)、11年「江~姫たちの戦国~」で江の姉・茶々の幼少期を演じ、その後、千姫として再登場した芦田愛菜(9)がある。いずれも、大河ドラマ出演後に大人気子役へと成長したこともあり、若山の今後の活躍にも注目が集まりそうだ。

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2013年12月10日のニュース