櫻井翔主演「家族ゲーム」最終回大幅アップで16・7%

[ 2013年6月20日 10:00 ]

 「嵐」の櫻井翔(31)主演のフジテレビ連続ドラマ「家族ゲーム」(水曜後10・00)の最終回が19日に放送され、平均視聴率が16・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。最終回は15分拡大で放送された。

 初回12・0%でスタートし、12%~14%の間で安定していた同作。最終回で前回から4・3%の大幅アップをし、これまで最高だった第2話の13・7%を上回った。これで、4月クールのドラマの中では、福山雅治(44)主演の同局の人気ドラマ「ガリレオ」が初回に記録した22・6%に次ぐ、2番手に躍り出る形となった(20日現在)。全10話の平均は13・0%だった。

 本間洋平氏の小説が原作で、故松田優作さんらが主演するなど、映画化やドラマ化されてきた名作のリメーク。平凡な4人家族が出来の悪い次男のために新しい家庭教師を迎えたことで、一家に変化が起きていく姿を描いた。約14年ぶりに復活した同局の水曜10時ドラマ枠、第1弾として放送。大ヒット映画「テルマエ・ロマエ」などの武藤将吾氏が脚本を担当し、「ストロベリーナイト」シリーズなどで知られる佐藤祐市氏が演出を務めた。

 主演の桜井は破天荒な主人公の家庭教師・吉本荒野を演じる。吉本にほんろうされる沼田家の面々には、民放の連続ドラマは98年の「ニュースの女」以来15年ぶりとなる母親役の鈴木保奈美(46)、父親役の俳優としても活躍する「お笑い芸人」の板尾創路(49)、長男役の神木隆之介(20)、そして吉本が教える次男を演じる浦上晟周(13)。そのほか、忽那汐里(20)、AKB48の北原里英(21)らが出演した。

 最終回は、吉本が「呼ばれてないのにジャジャジャジャーン!」と沼田家に帰ってくると、佳代子(鈴木)はリビングで家族4人の前で離婚の意思を伝えていた。家の中を荒らし、離婚届けの件をうやむやにし、驚かせた吉本は、慎一(神木)に学校を辞めたから自分のいうことを聞けと、「家族を再生させろ」と告げて出ていく。沙良(忽那)のもとへ行き、8年前の真実を聞いた慎一は…という展開だった。

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2013年6月20日のニュース