ロザンナが料理本　１７日命日の夫ヒデさんを「普通に話せるように」

ロザンナ（左）と娘の万梨音は料理本と「ロザンナパン」を２人でＰＲ

　「愛は傷つきやすく」などのヒット曲で知られる男女デュオ「ヒデとロザンナ」のロザンナ（６１）が１５日、都内で料理本「娘に伝えるロザンナのトマトソースでつくる　とってもおいしいイタリアン」（集英社）発売イベントを行った。

　母から教わったトマトソースの作り方や、それを使った料理のレシピなどを紹介。９０年に亡くなった夫ヒデさんを思い出し「彼にパスタを食べさせてと言われ、イタリアのママに国際電話して、トマトソースの作り方を作り方を聞いた」と明かした。

　長女でモデルの万梨音（３１）も登場。自身も２児の母。「トマトソースは、日本でいうみそ汁のようなもの。家庭によって違い、受け継がれていくもの」と話した。３世代でキッチンに立つ事も多いといい、ロザンナがプロデュースし、鍋とフライパンを融合させた「ロザンナパン」を紹介した。

　１７日はヒデさんの命日。ロザンナは「昨年は２３回忌でしたが、今年は家族だけで墓参り。ようやく彼のこと、普通に話せるようになりました。ちょっと前まで彼の話をすると泣いていたけど、笑えるようになった。“待っとけ”って語り掛けてます」と笑顔。万梨音も「近くにいる感じがする」と話した。