染五郎 花形公演へ意気込み「僕達の世代で歌舞伎座を支えていく」

[ 2013年6月14日 14:14 ]

「七月花形歌舞伎」製作発表に出席した(左から)片岡愛之助、尾上松緑、市川染五郎、尾上菊之助

 歌舞伎俳優の市川染五郎(40)、尾上松緑(38)、尾上菊之助(35)、片岡愛之助(41)が14日、東京・歌舞伎座地下・木挽町広場で「七月花形歌舞伎」の製作発表を行った。

 今年4月に新装した歌舞伎座で昼夜公演では初の「花形歌舞伎」となる。夜の部「東海道四谷怪談」でお岩の夫・民谷伊右衛門を初めて演じる染五郎は、「大先輩はいらっしゃいますが、僕達の世代で歌舞伎座を支えていく」と若手の代表格として頼もしく宣言。今年2月に中村吉右衛門(69)の四女・瓔子さん(30)さんと結婚した菊之助も「同世代の方たちと開けることができて幸せ。私たちの世代で盛り上げられるように頑張っていきたい」と「花形」にかける思いを語った。

 スイーツ好きという染五郎は、同広場の「売店が楽しい」と紹介。特にソフトクリームに歌舞伎揚げをトッピングした「揚巻ソフトクリーム」がお気に入りという。「幕間じゃない時間を狙って来るんですが、いつも混んでる」と盛況ぶりに目を細めた。

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2013年6月14日のニュース