アリス 仮設住宅で3人だけのライブ 避難男性「ふるさと思い出した」

[ 2013年6月14日 18:26 ]

 「アリス」が14日、福島県郡山市内の仮設住宅で復興支援ライブを開いた。

 谷村新司(64)、堀内孝雄(63)、矢沢透(64)の3人がそろい、特設ステージで「遠くで汽笛を聞きながら」「冬の稲妻」など9曲を歌い、原発事故で富岡町や川内村などから避難している約400人が聞き入った。

 「被災した人たちに少しでも元気になってほしい」と企画。ライブ終了後、谷村は「先が見えない不安の中にいる人たちを今後も歌で応援していきたい」と強調した。

 富岡町から避難した男性(67)は「若いころに聞いていた曲ばかり。ふるさとを思い出した」と話した。

続きを表示

2013年6月14日のニュース