桂雀々 35周年記念独演会「必死のパッチ5番勝負」 

[ 2013年5月2日 07:07 ]

東京の噺家とのガチバトル「必死のパッチ5番勝負」への自信を見せる桂雀々

 落語家の桂雀々(52)が17~19日、大阪・エルセラーンホールで「必死のパッチ5番勝負」と題した芸能生活35周年記念独演会を開く。東京進出から1年半、立川志の輔(59)ら東京の人気噺(はなし)家を引き連れての地元凱旋に、「刺激ある落語会を披露して故郷に錦を飾りたい」と笑顔。35年間を振り返り、数多くの大物芸能人との出会いも、スポニチ本紙に明かした。

 雀々が力を入れる“周年記念企画”。30周年には、やしきたかじん(63)プロデュースの落語会を開催し、6日間で計6600人を動員した。25周年の東京公演には、寄席通いする叔父の影響で演芸好きな山下達郎(60)が出演。親交ある雀々の節目に駆けつけ、「客席が大騒ぎやった」という。

 そして35周年。2011年10月、安定した基盤がある大阪から東京に拠点を移した。1年半で広げた人脈を生かし、3日間5公演に日替わりで江戸落語家を招く。各自が用意した5つのネタから、観客投票で披露する一席を決定し、“ガチンコ勝負”を繰り広げる。

 4月の東京公演には、明石家さんま(57)が出演した。入門当初、赤のブルゾンにジーパン、ウエスタンブーツ姿のさんまと、師匠らの落語会で雑用係をしていた仲。「兄さんに周年に花を添えてと頼んだら、“はいよ~”と。ありがたかった」と感謝した。

 雀々は大物に好かれる。前述の芸能人のほか、桑田佳祐(57)とは「東京来てだいぶたつけど、そろそろ誘って」とメールし、食事をごちそうになる親しさ。山下についても、「叔父から昔、音曲漫談の故柳家三亀松さんへの弟子入りを勧められてたらしい」と秘話を明かした。「天下取る人は努力家。寂しがり屋も多い」と分析。「それにつけ込む“人たらし”です」とスタッフにつっこまれ、思わず噴き出した。

 35年で最大の出会いは、師匠の故二代目桂枝雀さん。99年3月、自殺を図った自宅に雀々は駆けつけた。「意識はなく、“すみませんね、どうも。先行きます”って感じの穏やかな笑顔やった。よう頑張られましたね、お疲れさまでしたという思い。師匠は全力疾走やったから」としみじみ。「最高に面白く、最高の指導者でした」と語った。

 ≪昨年末おなかに激痛…猛省「健康管理もせんと」≫4月からBS12で冠番組が始まるなど、東京でも活躍する雀々だが、「目標は長生き!」と断言。実は昨年末、都内の病院に8日間入院した。「クリスマスイブの朝におなかに激痛が走って受診したら、腸閉塞(へいそく)の一歩手前でした」。原因は暴飲暴食とストレスだという。手術はせずに点滴で治癒したが、「6人部屋の真ん中のベッドに寝かされ、入院は懲り懲り。もう若くないから、健康管理もせんと」と猛省。「噺家としての成功も、健康なしにはない。楽しく生きたいしね」と笑った。

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