裏の顔は窃盗団 唐沢寿明「TAKE FIVE」初回は12・3%

[ 2013年4月22日 10:02 ]

 19日にスタートした唐沢寿明(49)主演のTBS系連続ドラマ「TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~」(金曜後10・00)の初回平均視聴率が12・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。初回は85分のスペシャル版で放送された。

 大学教授、警察官、警備会社という表の顔を持つ男たちが史上最強の窃盗団「TAKE FIVE」を結成し、悪い奴らから大金をせしめ、“愛”のある盗みを繰り広げる。日本版「オーシャンズ11」といった物語。脚本は「ATARU」「相棒」などを手掛ける櫻井武晴氏のオリジナル。

 主演の唐沢は大学教授でありながら、窃盗団を結成する主人公、帆村正義を演じる。彼らと対峙する窃盗行為を心の底から憎む刑事には松雪泰子(40)が挑む。唐沢にとって同局の連続ドラマに主演するのは「輝け隣太郎」(95年)以来18年ぶり。「TAKE FIVE」のメンバーには、松坂桃李(24)、倍賞美津子(66)、SMAPの稲垣吾郎(39)ら。

 初回は、都内の大学で心理学を教える大学教授の正義(唐沢)は、20年前まで「悪い奴らから大金をせしめる!」というポリシーで活動していた史上最強の窃盗団“TAKE FIVE”のメンバーだったが、ある出来事をきっかけに活動を封印していた。そんな正義の前に、ある日、謎のホームレスの女(倍賞)が現れ、天才芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチ作の絵画「ルクレツィアの肖像」が東都銀行の担保倉庫にあることを告げる。絵画の所在を確認したい衝動に駆られ、現場へ向かった正義は、一匹狼の泥棒・晴登(松坂)と遭遇。そこに、幼い頃に体験したある事件が原因で人一倍窃盗犯罪を憎む刑事・瑠衣(松雪)が駆けつけて…という展開だった。

 前クール(1月~3月)の同枠ドラマ「夜行観覧車」(鈴木京香主演)の初回は11・7%だった。

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2013年4月22日のニュース