宇多田ヒカル 13年ぶりレギュラーラジオで母・藤圭子の曲流す

[ 2013年4月16日 23:00 ]

2010年12月のコンサート以来、約2年4カ月ぶりに“肉声”を披露した宇多田ヒカル

 2010年末から活動休止中のシンガーソングライター・宇多田ヒカル(30)がパーソナリティーを務めるラジオ、InterFM「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」(毎月第3火曜後10・00)が16日、初回放送を迎えた。

 宇多田がラジオでレギュラー番組を担当するのはJ-WAVE「宇多田ヒカルのトレビアン・ボヘミアン」以来13年ぶり。10日には自身のツイッターで自宅収録したことを明かし、オープニングテーマ、選曲、編集も1人で行ったという。ディレクターも現場にいない完全に1人宅録の番組に「1人きりでしゃべりを録るというのが思ったより寂しくて。だから変な気分だね、なんか。しかもこんな手作り感覚の番組で大丈夫なのかな?」とぼやきながら番組を進行させた。

 現在“人間活動中”の宇多田が日々の生活の中で出会った音楽を紹介する1時間。アトムス・フォー・ピース、ボビー・ウーマックを始めとした最近のお気に入りの音楽を始め、母・藤圭子(61)の「新宿の女」も流した。

 番組の最後には活動休止中の今ラジオ番組をスタートさせた理由を説明。以前ラジオ特番で共演した音楽評論家のピーター・バラカン氏(61)がInterFMの執行役員に就任した縁でオファーを受けたという。「活動休止中だしちょっと迷ったんだけど、こういう番組を月一でやることでみんなに紹介したい曲にたいしてアンテナを張れるし、音楽についても考えられるしいいことかなと。実際にやってみて楽しいです」と満足げに話した。

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2013年4月16日のニュース