寿BAND、2年半ぶりCD 佐藤通芳「勝手に妄想膨らませて…」

[ 2013年2月9日 06:25 ]

13日に発売されるミニアルバム「弐・処女」をPRする寿BANDの(左から)一柳健司、佐藤通芳、大澤伸広

 津軽三味線奏者の佐藤通芳(26)を中心とした“和洋折衷”の異色ユニット「寿BAND」が8日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れ、13日リリースのミニアルバム「弐・処女(セカンド・ヴァージン)」をPRした。

 「寿BAND」にとっては2010年8月以来、実に2年半ぶりとなる待望の2作目。“和洋折衷”はもちろんのこと、佐藤いわく「時代ものあり、現代風ありで寿BANDらしさが出ている」6曲とボーナストラック1曲の計7曲を収録。さらにダンサーとキャラクター“成田さん”を加え、千葉・酒々井町の禅宗寺院を貸し切って撮影したPVやライブ映像などを収録したDVD付きという意欲作で、マスタリングは、坂本龍一の楽曲を手掛けたこともある長谷部敦氏が担当した。

 中でも自信作が「FUNKY マゲ THE MUSIC」だ。幕末から明治初期に活躍した岩倉具視と「散髪脱刀令」をモチーフに「自分なりに解釈して、勝手に妄想を膨らませて作った曲」(佐藤)で、PVもこの曲で製作。UX新潟テレビ21のバラエティー番組「ヤンごとなき」(木曜後0・20~)のエンディングテーマに採用されることも決まった。

 大手CDショップ・チェーンの「タワーレコード」新宿店、渋谷店での予約が一定数を超えれば、店内に「寿BANDコーナー」の設置を検討中。大きなチャンスとなるだけに佐藤は「今回はかなりいい出来です。老若男女を問わず楽しめる作品だと思うので、ぜひ予約してください」と懇願?していた。

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2013年2月9日のニュース